Setting

バイクはエンジンチューニングやセッティング次第でそのパフォーマンスが大きく変わります。しかしバイクのエンジンチューニングやセッティングはバイクの性能、走る目的や場所、乗り手のテクニックなどを加味した上で行わなければなりません。またセッティングにダイノマシンなど特殊な機具を駆使してバイクの状態を計測し、分析する必要があります。これらの作業を行なうためには経験に裏打ちされた確かな知識と熟練した技術が欠かせず、この知識と技術をしっかり持っている事がお店にとっては重要なのです。
当社はダイノマシンなど特殊な機具を完備しており、これまでの実績も豊富です。

セッティングに関するお問合せ

セッティング実績集

カワサキD−トラッカー

カワサキD−トラッカーのキャブレターセッティングの様子です。最初に持ち込まれた状態はメインジェットが濃すぎて高回転がまったく回りませんでした。
A/F(空気と燃料の比率)を見ながらメインジェットを選定していきます。高回転の部分でもシャシローラー上なら安全に全開にでき、大体のメインジェット番数を選定できます。リッターバイクのメイン系のセッティングは危険なのでやめましょう(笑)。

1993 FZR1000

93年 FZR1000です。社外フルEX、FCR41です。この車両もニードル及びメイン系(中、高回転)のセッティングとゆうことで持ち込まれました。通信販売など量販店からのキャブレターは大体このパターンです。セッティングを進め、本来のパワーが出てきたところクラッチの滑りが出てきました。一時セッティング作業を中断しクラッチプレートを交換。

その後もメインジェットを中心にジェット番数を最適化する作業を繰り返します。

最終的に最初の状態とはかけ離れたパワーフィーリングを得る事が出来ました。 これは最初がかなり醜い状態でしたが、ここまでではなくとも気が付かず(慣れ てしまって)走行している車両も見受けられます。

あまりにガソリンが濃い状態ですと燃費が悪く、CO2、HCなどの排出で環境に悪影響、薄すぎはエンジンのヒート現象などを引き起こし、本来の力を引き出せません。

ドゥカティモンスターS4R
パフォーマンスキット組込車

モンスターS4R
ドゥカティパフォーマンスのカムシャフト、マフラー、エアクリーナー、ECU (エンジンコントロールユニット)がセットになったキットを組み込みました。 本来ならここで終わりですが更にパフォーマンスを上げてみようという事でサブ コン(今回はブルーライトニング様のicon)を使用してのセッテイング作業。 細かくセッテイングを進めることでバイクによる個体差や走る場所、状況に合わ せていくことも可能です。 この車両はそのようなセッティングにより更に4馬力ほどのパワーが上乗せされ る結果になりました。

ドゥカティ748R走行会仕様

748R走行会仕様
ドゥカティ748R、テルミニョーニスリップオンマフラー。オーナーは走行会 やサンデーレースに参加されている方。 748RはロムタイプのECUのため色々ロムを交換してセッティングしていま した。 しかし手に入れたロムでは全て良い状態にはならず今回もサブコンを使用して (パワーコマンダーを取り付け)セッティング。 最も高回転が調子よいロムをベースにセッティングを進めていきました。 グラフを見てもらえば分かりますが中速域にものすごい谷(実際走行すると息つ き、失火状態)が出来てしまいます。 空燃費を見ると非常に薄い状態であることが分かります。 この部分を中心にセッテイングを繰り返し最後には殆ど谷を気にすることなく走 行できるようになりました。

ヤマハ FZR250

ヤマハ  FZR250
この車両はマフラーを製作した車両です。最初の状態は高回転狙いで4in1形状 でしたが中速域に大きなパワーの落ち込みが出来てしまい、まともに乗れる状態 ではありませんでした。その後エギゾーストパイプの連結方法に改良を加え、何 度も仕様変更を繰り返しストリート使用においても扱いやすいマフラーを製作す ることが出来ました。このようにセッティングだけでなく各部の仕様最適化や駆 動系の状態把握などにも幅広く活用できます。 

用語集

ダイノマシン

ダイノマシン(正式名称 : DynoJet Dynamometer) はシャシ・ダイナモメータ、あるいはダイナモメータ・シャシと言われる装置の一種で(以降シャシ・ダイナモと略します) Dynojet Research, Inc. の製品です。
シャシ・ダイナモは、ローラの上に駆動輪をのせて模擬走行することで、動力性能や排ガスを測定したり、トラブルの診断や調整等、走行中に起こる事象を停止した状態で再現して各種作業を行うための装置です。完成車両の状態でエンジンの性能測定や設定作業ができる、非常に便利な装置です。しかし従来は高価かつ大掛かりな装置であるために、メーカでもないととても導入できない代物でした。一部大型ショップに、BOSCH 社の小型装置が導入されていましたが、一般のショップで導入するにはまだまだ敷居の高いものであったと思います。
これに対してダイノマシンは、Dynojet 社が自社のキャブセッティングキット開発用につくり出したもので、用途を絞り混むことで装置を簡略化し、普通のショップでも導入可能な小型かつ簡便なものとなっています。この装置の登場によってはじめて一般ユーザが、カタログデータではない現実の性能曲線を見ることができるようになったといえると思います。